2008年12月17日

トーキョーで再会の日

トーキョーに戻ってきてからぐるぐるな毎日で、それはそれで楽しい。
見慣れた景色は、「あれ?私ずっとココに居た?」と錯覚を起こさせるけれど、私の外側も内側もコツコツ変化はあって、その錯覚を許さない。

この日は、なんの迷いのない冬晴れ、神山でお世話になった方とトーキョーの森を歩く。
あの場所での実質的な制作と、精神的な部分も、すっかりお世話になってしまった方....お父さんとも違うし、お兄ちゃんとも違うし、どんな関係なんだろう。
敢えていうのならば師匠だろうか...
神山を離れる前に、同じ干支だったという事が判明して、妙になっとくしたのだった。
ほんの1時間ぐらいだったけれど、再会で私は落ち着いたのだ。

その方とは代々木で別れて、次は上野へ。
wanakioでご一緒した岩井さんの博士展へ。
会場でばったり、前島アートセンターの宮城氏、岡田さんに遭遇。
岩井さんのアトリエで、沖縄と美術の関係の話題になる。

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岩井さんのスタジオ、上野の上空からの景色は緩やかでよかったです。




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そして早稲田へ移動。
早稲田大学の大隈講堂へ。

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国立近代美術館で開催中の「沖縄・プリズム 1872-2008」の関連イベント
劇団創造の「人類館」を見るため。
30年ぶりの東京での一夜限りの再演を見にものすごい人が来ていました。
会場はほぼ満席。

「沖縄」という記号は年月を経ても常に記号でいつづけるのだろうか?
その宿命からは逃れられないのだろうか?
逃れないのだろうか?
それとも逃れるつもりもないのか?
そもそもその問いは誰がたてているのか?
その渦中で生活している人たちには、記号はあまり役に立たない。


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劇団創造の三人さん



今日一日の自分自身の反芻と何故だか重なる部分があるお芝居を見たのだった。

劇団創造による「人類館」
人類館事件






posted by akirika at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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