街はどんどん動き出して、こんなに人がいたの?って感じだけど、それでも東京よりもぜんぜんゆったりしている。
定期市もどこもにぎわっている。

先週末、ここを出るアーティストたちとともに最後の晩餐。
すかさず私はラスト折り紙ナイト。

ボジョの甘い物の攻撃もこの日が最後。
そうして今日、ボジョとベスマはここを去っていった。
昨日の夜、キッチンでボジョが「リカはしっかりした女性だ、だからもっと世いろんなところへ行っていろんな出会いをするんだよ。」と珍しく真面目な顔をして云い、彼の連絡先を教えてくれた。
彼らといつどこで会えるのかはわからないけれど、その言葉はとても支えになる。
来月はじめ私もこの街を去る。
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夕方、丹羽くんがアポイントメントを取ってくれて、博物館島あたりにあるオフィスに展示されている作品を見にいった。

丹羽くんはドイツに来てもうすぐ5年が経つのだそう。
彼と知り合ったのは意外と昔からだったのだとその年月を知っておもったのだけど、同世代の作家として注目しているアーティスト。
しかも田舎も近いので、話している事のバックボーンがなんとなく重なる。
その彼が感じたドイツでの作家として生きていく事のリアリティを彼の経験談の中から感じた。
お互いにまだやるべき事がが残っているので、と軽めの夕食を済ませて別れ、真っ赤な夕焼けに誘われて歩く。
昨日からサマータイムに入ったので7時過ぎだけどまだ明るい。
帰宅し制作。
二階堂和美のアルバムを久しぶりに聞いてみる。
窓を開けているときもちいい風が入ってくる。
丹羽くんとの話を聞きながらかってに描いたイメージが無意識にあたまの中を反芻する。
ぐるぐる考える、いや、かんがえるというより、ここのなかをきちんきちんと分別して棚に並べる感じ。。
そうしたら、すっきりみえてしまったのだ。
さて東京で暮らす私はどんな反応を起こすのだろう、少し楽しみでもある。