2009年07月16日

居心地のわるい居心地のよさ

わたしの居場所

私たちに与えられたお題は
いつのまにか命題のように時々奥の方でこだましている


。。

とある公的施設から毎月送られてくる便り
最後のページのH氏のテキスト
それを読んで思わず泣く

どうしようもない自分、それは仕方ない

昔H氏とそんな話をした事を覚えている

かれはかれの居場所でアーティストたちのそのどうしようもない部分までも引き受けようと、ほんとうにどうでもいいことをひとつひとつ丁寧に、そしてラディカルに、ひたすら問うている

。。

とある古い工場のなかで迷子になったふりをして
次から次へと扉を開けて進んで行き着いた
空間全体が重い音に支配された
薄暗くしろい閉じられた場所
ふゆかいな振動による音に囚われる


そこから動けない自分に気づいたとき
さめざめと潔い気持ちがした


居心地がわるい
そのことが居心地がよい
それこそが私の居場所なのかもしれない


そして再び私にとっての非日常へ戻る

そこはあまりにも平坦すぎて居心地よくしつらえれているけれど
居心地が悪い。

。。

あなたへ

あなたが日々問い続けている事は私にとって励みなのです
posted by akirika at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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