今年ほど、待ち遠しく、迎える事に喜びを感じる春はいままでなかった。
。。。。
[roji to hito]
メンバーがはじめて顔を合わせたのは去年の年末。
寒くてみんなでくっついて背中で相手の温度を感じながら
それぞれがそれぞれの視点をかえることはなく、つきあってきたこの5ヶ月。
冬の寒さを抜け、出会いを絡めながら春を迎えました。
なにか直接すぐに目に見える物にかわるのではなく、
種を見つけては皆で眺め合い、時期がくるまでしまっておいたり。
ちょっとだめかもと思う種も、ちょっと今植えてみたいと
誰かがひらめけば植えてみたり。
こんなの見つけたんだけど、と勢いで植えてみたり。
そんな空気の部屋、その空間の面白さを運営する自分たちが新鮮に感じる毎日。
作品を、黙ってニコニコ眺める人。
テキストを何度も読み返えす人。
帰らなきゃいけないのに、といいながら、ビールをのみつついろんな話をしていってくれた人。
ありがとう。
まぁこれからも一緒にたのしみましょう。
。。。。。。。。。。。。。。。
さて、私は今度はソロ活動です(笑)
というか、同時進行です。
ただいま瀬戸内国際芸術祭に向けての作品を制作中。
今もアトリエなのですが、今日は外での作業だったはずが、雨。
さっきまでぬれながら作業していたのですが、ちょっとさむくてぶるぶるしてきたので、中断しました。
今年も悪天候型続行のようです。
。。。。。。。。。。。。。。
そして、今年はついに円盤カレー道場にもエントリーしました。
やるからには優勝しますよ。
優勝したら円盤ジャンボリーで表彰されるのです。
渋谷o-nestデビューなのです。
第一回戦は映画監督のいまおかしんじさんと対戦!(嬉)
そんな楽しみもところどころにちりばめつつ、春もぐいっといきますよ。
2010年04月27日
2010年04月19日
どこかのまちのはなし
海辺の町を歩いていたら猫に呼び止められる。




「つきあえるんはここまで、あとは一人で好きなようにいっておいで。」
と猫(多分)

その町は行く先々で二者選択を突きつける。

しずかに樹々は生命力あふれ

そこらじゅうに結界がはられていて

そして、犬にしかられる。

さびた海辺のまちのこと。




「つきあえるんはここまで、あとは一人で好きなようにいっておいで。」
と猫(多分)

その町は行く先々で二者選択を突きつける。

しずかに樹々は生命力あふれ

そこらじゅうに結界がはられていて

そして、犬にしかられる。

さびた海辺のまちのこと。
2010年04月11日
サンキューイヤー
「路地と人」のオープニング。
人と人がその時その場所での想像力で繋がっていく。
その互いの線と線が一瞬繋がる場所と時間を数多く発生させること。
そんなことをここにかかわりだしてから本気で考えている。
。。。。。。
人は誰だってファンタジーをここのところに隠し持って生きている。
昨年竹生島で親友のK10ちゃんとそんな話をしたんだっけ。
「ここのところ」
と聞いて、今あなたはどをおもっただろうか?
。。。。。。
ワタクシ今年はサンキューイヤー。
昨夜は多くの人に祝われました。

柏水堂のバースデーケーキ、これで私も立派な神保町の人です。

原田企画さんがハモニカでハッピバースデー

満面の笑みの原田企画さん
みんなありがとう!!!
人と人がその時その場所での想像力で繋がっていく。
その互いの線と線が一瞬繋がる場所と時間を数多く発生させること。
そんなことをここにかかわりだしてから本気で考えている。
。。。。。。
人は誰だってファンタジーをここのところに隠し持って生きている。
昨年竹生島で親友のK10ちゃんとそんな話をしたんだっけ。
「ここのところ」
と聞いて、今あなたはどをおもっただろうか?
。。。。。。
ワタクシ今年はサンキューイヤー。
昨夜は多くの人に祝われました。

柏水堂のバースデーケーキ、これで私も立派な神保町の人です。

原田企画さんがハモニカでハッピバースデー

満面の笑みの原田企画さん
みんなありがとう!!!
2010年04月07日
春の雨 夜の桜
「自分の見たい景色に向かい邁進しなさい。」
10代の頃とんがってぶつかってどうしようもなく痛々しかったで有ろう私にそっと優しくある方が私に投げかけてくれた言葉。
私はおれてしまいそうなとき、いつだってその言葉を護符のように握りしめてきた。
。。。。
自分の見たい景色へと向かう友たち。
その姿は、ただただ見ていて美しい。
彼らの強さは私の励みであり、誇りでもある。
昨日、そんな友の一人を見送った。
荷物も殆ど持たずに移動し、街と建物と人の関係を探りながら仕掛けていく試みを企む彼は北京へと飛んだ。
水道橋の改札で、「いつかどこかでまた」と八咫烏を手渡し別れ、私は我が家のような神保町へ。
白山通りを歩きながらパリに居る彼女のことを思い出す。
二人で過ごした宙ぶらりんな夏の日のこと。
いろいろ託してくれた美味しい野菜のおかずレシピのこと。
あれから私はちゃんと自分の道を邁進できているだろうか。
。。。。
山を思う気持ちが海を育てる。
別々の道でも、ぐるりと回ってきっと繋がる事ができるという、
確信が、今の私にはなぜだかある。
春の雨は優しくて切ない。
桜の美しい夜。
こんな日はうちがわがはみだしてしまう。
10代の頃とんがってぶつかってどうしようもなく痛々しかったで有ろう私にそっと優しくある方が私に投げかけてくれた言葉。
私はおれてしまいそうなとき、いつだってその言葉を護符のように握りしめてきた。
。。。。
自分の見たい景色へと向かう友たち。
その姿は、ただただ見ていて美しい。
彼らの強さは私の励みであり、誇りでもある。
昨日、そんな友の一人を見送った。
荷物も殆ど持たずに移動し、街と建物と人の関係を探りながら仕掛けていく試みを企む彼は北京へと飛んだ。
水道橋の改札で、「いつかどこかでまた」と八咫烏を手渡し別れ、私は我が家のような神保町へ。
白山通りを歩きながらパリに居る彼女のことを思い出す。
二人で過ごした宙ぶらりんな夏の日のこと。
いろいろ託してくれた美味しい野菜のおかずレシピのこと。
あれから私はちゃんと自分の道を邁進できているだろうか。
。。。。
山を思う気持ちが海を育てる。
別々の道でも、ぐるりと回ってきっと繋がる事ができるという、
確信が、今の私にはなぜだかある。
春の雨は優しくて切ない。
桜の美しい夜。
こんな日はうちがわがはみだしてしまう。
2010年04月03日
路地と人でのグループ展のお知らせです
1月からプレオープンとしていろいろと試みてきた「路地と人」 ですが、4月から正式オープン。
まずはメンバーが各自の仕事を携えて饗宴する全10日間。
各々の展示による、部屋全体でのインスタレーション。
以下は展覧会について。。
タイトル:roji to hito
会期:2010年4月10日(土) → 4月25日(日)
時間:13時〜19時
休み:13日(火)〜15日(木)、20日(火)〜22日(木)
会場:路地と人
住所:東京都千代田区神田神保町1‐14 英光ビル2階
プログ:http://rojitohito.exblog.jp/
連絡先:rojitohito@gmail.com
作品、展示物に関するコメント。。。
・安岐理加 無人島/その島に辿りつくこと
・大村みよ子 油土による小さな彫刻「軟らかい物のための庭」
・言水ヘリオ 『神曲』地獄篇、須賀敦子の授業。
・西山里香 今回は水面下。只今路地と人で準備中
・原田淳子 山のあなたに向かう絵画。揺れるたまごたち。
催し:
「ナイター」と称して、照明を落とし、映像、音楽、話しなどを通し来場者との交流をはかります。
ナイター 各日19 時〜/無料/ 1 drink order please! の日はご注文(150円〜)をお願いします
4 月10 日(土) 釣魚食祭 オープニングパーティー(この日だけ17 時〜)1 drink order please!
4 月11 日(日) 卑俗のP.P.P. (ピエール・パオロ・パゾリーニ監督『アッカトーネ』)
4 月12 日(月) 馬鹿馬鹿しいなL.B. (ルイス・ブニュエル監督『昇天峠』)
4 月16 日(金) 辿り着けない山A.J. (アレハンドロ・ホドロフスキー監督『ホーリー・マウンテン』)
4 月17 日(土) バトントーク(安岐→大村→言水→西山→原田)路地と人のこれからと今後
4 月18 日(日) 船上にJ.D. (ジャック・ドワイヨン監督『ラ・ピラート』)
4 月19 日(月) エスカレーターでM.B. (『マルクス兄弟デパート騒動』)
4 月23 日(金) 思い出のレコード(DJ:言水)1 drink order please!
4 月24 日(土) S.S.Y. の島でS.M. (篠田正浩監督『瀬戸内少年野球団』)
4 月25 日(日) 終わりたくない夜とあなた(ラジオを聴きながら) 1 drink order please!
今回なんだかとても面白い事になっています。
こんな絡み合ったグループ展はじめてかもしれません。私。
路地と人について:
路地と人では、展示、書店、喫茶、演奏、上映、朗読、集会、講座など、さまざまなことを行います。
ここはギャラリーではありません。人の行き来する部屋です。
運営は、
安岐理加
大村みよ子
言水ヘリオ
西山里香
原田淳子
の5名が共同で行っています。
2010年1月から、数回の展示、ライブなどを行いましたが、
今回の「roji to hito」が正式オープンとなります。
神保町交差点から少し入った路地にある古い建物(築約45年)の、
4.5坪ほどの小さな部屋で、形に囚われない活発な試みを続けていきます。
今後の予定(展示):
5月 小田島等展
6月 毛利悠子展
8月 ユタカワサキ展
小林健二ワークショップ展
10月 彫刻が好き展
古書展
11月 利根川友理展
まずはメンバーが各自の仕事を携えて饗宴する全10日間。
各々の展示による、部屋全体でのインスタレーション。
以下は展覧会について。。
タイトル:roji to hito
会期:2010年4月10日(土) → 4月25日(日)
時間:13時〜19時
休み:13日(火)〜15日(木)、20日(火)〜22日(木)
会場:路地と人
住所:東京都千代田区神田神保町1‐14 英光ビル2階
プログ:http://rojitohito.exblog.jp/
連絡先:rojitohito@gmail.com
作品、展示物に関するコメント。。。
・安岐理加 無人島/その島に辿りつくこと
・大村みよ子 油土による小さな彫刻「軟らかい物のための庭」
・言水ヘリオ 『神曲』地獄篇、須賀敦子の授業。
・西山里香 今回は水面下。只今路地と人で準備中
・原田淳子 山のあなたに向かう絵画。揺れるたまごたち。
催し:
「ナイター」と称して、照明を落とし、映像、音楽、話しなどを通し来場者との交流をはかります。
ナイター 各日19 時〜/無料/ 1 drink order please! の日はご注文(150円〜)をお願いします
4 月10 日(土) 釣魚食祭 オープニングパーティー(この日だけ17 時〜)1 drink order please!
4 月11 日(日) 卑俗のP.P.P. (ピエール・パオロ・パゾリーニ監督『アッカトーネ』)
4 月12 日(月) 馬鹿馬鹿しいなL.B. (ルイス・ブニュエル監督『昇天峠』)
4 月16 日(金) 辿り着けない山A.J. (アレハンドロ・ホドロフスキー監督『ホーリー・マウンテン』)
4 月17 日(土) バトントーク(安岐→大村→言水→西山→原田)路地と人のこれからと今後
4 月18 日(日) 船上にJ.D. (ジャック・ドワイヨン監督『ラ・ピラート』)
4 月19 日(月) エスカレーターでM.B. (『マルクス兄弟デパート騒動』)
4 月23 日(金) 思い出のレコード(DJ:言水)1 drink order please!
4 月24 日(土) S.S.Y. の島でS.M. (篠田正浩監督『瀬戸内少年野球団』)
4 月25 日(日) 終わりたくない夜とあなた(ラジオを聴きながら) 1 drink order please!
今回なんだかとても面白い事になっています。
こんな絡み合ったグループ展はじめてかもしれません。私。
路地と人について:
路地と人では、展示、書店、喫茶、演奏、上映、朗読、集会、講座など、さまざまなことを行います。
ここはギャラリーではありません。人の行き来する部屋です。
運営は、
安岐理加
大村みよ子
言水ヘリオ
西山里香
原田淳子
の5名が共同で行っています。
2010年1月から、数回の展示、ライブなどを行いましたが、
今回の「roji to hito」が正式オープンとなります。
神保町交差点から少し入った路地にある古い建物(築約45年)の、
4.5坪ほどの小さな部屋で、形に囚われない活発な試みを続けていきます。
今後の予定(展示):
5月 小田島等展
6月 毛利悠子展
8月 ユタカワサキ展
小林健二ワークショップ展
10月 彫刻が好き展
古書展
11月 利根川友理展
2010年04月01日
販女の旅

私が幼かった頃、販女(ひさぎめ)という車を曵いて移動しながら、
魚介類を売り歩くおばちゃんが居ました。
彼女たちは、自分が自信を持って提供できる旬の魚介を携えて、
女の人と、猫のテリトリーを縦断してゆきます。
今回私は自分の敬愛する品々を携えて徳島の神山へまるで販女の様な気持ちで「か・み・や・まるけっと〜アートと暮らしのフリーマーケット」に参加してきました。
東京から徳島へテリトリーの横断。いや縦断?
会場は懐かしの寄井座



久しぶりに河野のおばちゃんにも再会しました。

山間のちいさな町のお祭り。
野菜や果物や花、器や本、おやつやご飯。
そして美術。
それらが混在しているマーケット。
なんだか夢の場所のような、素敵な一日でした。
今回の販女の旅は青春18切符。
このたび、やめられなさそうです。

