にゃんこは目を反らすけれども、今日は我が家のカオスラウンジに手を加えるのです。

我が家のカオスラウンジとは無秩序に自生植物が生えているうちの庭のこと。
先日久しぶりに会った今年から田んぼを初めた遠藤水城さんが、草が生えた田んぼの事をそんな風に呼んでいて、その通りだと思ったし、なんか聞こえがいいので、以後パクらさせてもらっています。(笑)あ、で因に世間一般に言われているカオスラウンジはこちら
CHAOS*LOUNGE
自生植物1 私が食べたびわの種から生えた枇杷の木

自生植物2 言水制作室でひからびていたサトイモの親イモを植えたらこんなに立派に育っちゃった。

自生植物3 沖縄からおくってきてもらったパパイヤを食べた後の種から育った模様。
ついでに謎の生物も。

アレのアレですかね。。

黄色い綿毛の蛾かな、かわいい。
あと、家はコンポストじゃなくて生ゴミをダイレクトに埋めているのだけど、ものすごい量のうにょうにょしたアレがいっぱい発生してて、いつも見ていないけど、彼ら(彼女ら?)が物体をひたすらむしゃむしゃ食べて土へ還してくれているのだ。
土の上で見たからかな...その姿はなんか奇麗で、ちょっと見入ってしまった。
さすがに写真はやめておきますが...(撮ったけどね)

夏前に樅の木をさっぱり剪定したら、暑さに負けてかれてしまったり、(これは友人の作庭家多田さんからの指摘で発覚。)生け垣の木が腐ってかれてるのだけど、その脇から新芽が芽吹いていたり、有機物の発生と終末には総て理由がある、というあたりまえの事を、我がカオスラウンジで目の当たりにしていろいろ気付かされる。



枇杷の木は日当りのいい場所に移植し、レモングラスと芋茎は軒下に竹竿吊をるしそこに干してみた。
そしてすかっと空いた場所に、台所でカピカピになって芽吹いていたジャガイモを植えてみました。
自生植物やなぞの虫の発生は実は私も共犯で、私も含めたカオスラウンジだったんだと、ニヤリ。
そして、それらの理由をいちいち考えながら作業をしていると、物質とその現象に理由を求めることは、とても本能的な事で、理由を探りそれらを応用して方法を編み出し私たちは営みに応用してきた。それが暮らしの本質的な事なのではないか。。。
芸術の発生もおそらくその事と無関係ではなくて、だから作品に理由を求める。美しい法則を生み出そうとする。
理由がなかったとしたら、理由なき理由を追求する。
。。。。。
さて、すっきりかっこ良くなった庭に一本枯れた樅の木。
この枯れ木の根っこはまだしっかりとしているので、春には新芽がメブクかもしれません。
引っこ抜かずに、淡い期待を抱きつつ、この枯木に庭の有機物と私の暮らしをつなぐ作品を密かに計画していこうと思います。
posted by akirika at 23:43|
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