2011年02月24日

おおさか

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先月の末から今月上旬にかけて、大阪にいっていました。
目的は2つのイベントへのミッションと1つのイベントの参加。

その1つは
大阪大学構内での焚火のイベント「ちっちゃい火」を囲む。


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その翌日はココルーム企画のOCAシンポジウムで路地と人を出張出店。

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そしてremo
ベルリン在住アーティスト田口くんの展覧会と、シンポジウム「映像の強度(マグニチュード)へ」

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。。

大阪へ着いた日と、去る日に西成をあるいた。
着いた日は一人で、そして去る日はココルームのスタッフの岡本さんと一緒に。

岡本さんは私一人では行けない場所へ誘導してくれた。
小さな暖かい部屋、公園の焚火の輪、朝からきれいな格好をして人を待つ人のまち。
私たちはそこで、土地の記憶と出会い、そしてこの土地の今の匂いと温度を感じた。


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岡本さんと歩いた日は月末最終日。
郵便局には人の列。
スーパー玉出には人が大勢買い出しをしていて、
居酒屋や銭湯は朝から活気づき、
それは私が歩いた5日前のそのまちの姿とは景色が違って見えた。

まちの景色とは、そのまちで暮らす人の表情なのだ。


。。

私たちは何処から来て何処へいくのだろう。
あれから、例のあのぼんやりした感情がまた点灯している。


posted by akirika at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2011年02月22日

ローカリズム

先月末の西成のことをかこうと思いながら、バタバタとしていつの間にかもう月末。

昨日の「路地と人」でのゲストトーク、月曜日のイベントにも関わらず、沢山の方に来ていただいた。
大阪からnpo recipの野添さん、奈良さん、沖縄から言事堂店長宮城未来ちゃんをおよびしてのトーク。

npo recipのことは、2008年に今はせんだいメディアテークにいる甲斐さんと出会って知った。
「地域文化に関する情報とプロジェクト」
もうその文言だけでノックアウトなんだけど、その活動もとても興味深くて、ずっと片思いしていたnpo recip。
その代表理事である吉澤さんと出会ったのが去年の秋のAAF学校
打ち上げのときに名刺を渡したらそこにちょこっと載せた作品の写真をみて、「私ついこの間この作品をみてきましたよー。」って...その瞬間、二人の間に小豆島の青空が広がっり、満面の笑み。

すごいなー作品って、人を繋げるなぁ。と我が手から放たれた物質的なものから派生する何かにぞくぞくしたのでした。

そして先月の大阪行きで、recipの皆さんとお会いし、吉澤さんとコネクタテレビの話をして、今回の路地と人での催し「アーカイブカフェ」の開催。

人の出会いと出来事の起きるスピード....

そしてそこに親友である未来ちゃんにいてもらえた事も、私にとってとても大切な事で。。
美術や芸術や文化的な事が、東京だけではなく、地域でも、まちの小さな古本屋さんで日々発生し派生している事を、千代田区の小さな部屋で、ささやくようにさけんでみたかった。
小さなメディアが詠うジャーナリズムが繋げるローカリズム。


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先月remoがある北加賀屋で見つけた建物。アンテナ張ってます。

。。


今日は未来ちゃんが泊まっていて、彼女の念願の場所であるニコニコ堂という骨董品屋さんへ。
念願の場所がうちの近所にあるというのが笑えるのだけど、だからこそ離れていても距離感を感じない友人。。
未来ちゃんのあこがれの人ヤスローさんは、なんだかかっこいいおじさまで。
私の名刺を見て、「美術家」というのにヤスローさん反応して、ヤスローさんの「ダンテの地獄編」な作品、の解説を受ける。
バスの時間もすっ飛ばして、話し込んでいました。
ヤスローさんも嬉しかったらしく机の下からカメラを出して「あ、まだフイルム余ってる、早く使わなきゃ」なんて私たちをぱちり。
こっちもそれはかなりな鼻血モノなのわけで(笑)しっかりヤスローさんの本にサインまでいただいてお店を後にしました。


路地と人のメンバー原田企画が住んでいそうなお店。
こんど彼女を誘って「路地と人新聞」をもって遊びにいこう。





posted by akirika at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2011年02月12日

雪ですね。

しばらくの間、大阪と徳島に行っていました。
いろいろ報告したい事はあるのだけど、考えながらテキストにする時間がなくって、そうこうしていると日々は過ぎていき鮮度もおちていき、、いや、近日中に報告します。

で、東京に戻ってきたら北京に居る永岡くんが帰国中。
中国に行く前に既にすっかり中国テイストだったと思ったら帰ってきたらなんかロシア風。
そしてこの二人が揃うと雪とか降っちゃうわけで。。

高円寺の喫茶店で再会し、大阪や徳島で見てきた景色、そして北京で見てきた景色をひとしきり報告し合い、路地と人新聞インタビューズ、そして発行されたばかりのNa+などいろんな紙ものを手渡す。

建築と地域のアート関連の組織を行き来して、今は都市設計の仕事をしながら中国にいる永岡くんは、まるで住まうことでパラノイアな視点を持つことから逃げているようで、でもとても地域住民的な視点で社会を見つめてもいる。
そんな彼が、「珈琲を毎朝いれる生活をしたくなった」みたいなことを言ったのがとても印象的で、自家焙煎した珈琲豆と、ネルを渡した。

いつか、街を、地域を、国を歩きながらのんだ色んな珈琲の話を聞くことを楽しみにしながら。


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写真は高円寺の喫茶店「七つ森」 
大好きな場所。
いつも無意識に一番奥の角の席に座って、そっと後ろを振り返ってうわっとなるのです。



posted by akirika at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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