2011年03月21日

「our table」

いまわたしがそれぞれにおもっていること

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めのまえにあらわれているなにか


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それらのことを共有してみる。


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それぞれのちっちゃな机をくっつけて、そのうえにだしてみる。


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あたたかなたべものやのみものを囲みながら。


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気になるものはてにとってみる。


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考えやひらめいたことを出しあってみる。


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そして、それをひとりひとりがすきなようにもってかえる。




そんなこころみをはじめてみようと思います。


「our table」

まずは3月22日(火)路地と人 で 20:00ごろから
場所はこちら


。。。。

ふくしまの友人は、家は無事だったものの、原子力発電所から30キロ圏内に住む。
彼女は様々な選択を乗り越えて、親戚の家に避難を決意したそう。
飛行機に乗る前に電話がかかってきて少し話した。
いつも明るい彼女が「離れるとなったら、やっぱり後ろめたくて、もう帰って来れないんじゃないかって。このまま飛行機に乗っていいんだろうか。」と
その、お腹のそこからひとつぶひとつぶ絞り出す様な言葉の重み。
いまでも私の体から抜けない。


大丈夫、少し時間をおいたらかえってこれる。
そうしたら、ハーブをいっぱいうえて料理もしよう。
posted by akirika at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ

2011年03月15日

つくし

いわきの友より無事との連絡に安堵。
2日間避難所に居て自宅に帰ったけれど、家はほぼそのままで平気だったんだそう。

「水も電気も止まっているけれど、うちはくみ取りトイレで水はとなりに井戸があるし、暖房は炭がいっぱいあるから。なんかあんまり普段の生活からかわらないんですよねぇ。ちょっと不便なくらいが実は一番強い。」

「ただ、これから放射性物質が飛んでくるから、やっと芽がでてきた野菜とかがどうなるんだろう。。こんなことで気付くのもなんですけど、、余計なことしたからややこしくなって。。」

たしかに。
余計なことするからややこしくなってるんだ。

普段あまり見ないテレビも情報収集のためにみているのだけど、ややこしい。
よけいなこといっぱいしているっぽい(笑)


家でやるべきことはあるのだけど、全然手につかないから、もう、いっかーとママ下湧水の森へ散歩にでかけた。

つくしを探して。

彼方此方で新しい芽は芽吹いていました。

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湧き水の小川に新芽。


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それを撮ろうと近づいた足下にも。


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可愛いピンクの子


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サクラもうすぐ咲くね〜


で、つくしは見つからず2時間くらい歩いて帰宅。
ふとみたらすぐそばのコンビにの駐車場につくしが生えていました。

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なんかね、それをみたら、大丈夫かなって。
ヤバい状況のなかで、なんとか居心地をよくするのは私たちの得意技じゃないかと。

posted by akirika at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2011年03月13日

地震

自宅に居ました。
古い日本家屋なのでものすごく揺れ、すぐに外に出ました。
しばらくしたら、近所の方も外に出てきて、お互い励まし合う。
私は無事です。

その後情報が判ってくるに連れて、被災地の友人たち、都内にいて帰れなくなっている友人たちの顔が浮かび
自分がその状況になったら必要である情報をイメージし届けられる様な手を打った。

一人一人がメディアになるという自覚を持ちそれらをシェアすることで、知らない誰かに届く情報がその人と周りの人の心と体をささえることもあるはず。

点ではなく線になること。
水の波紋
ミツバチ

被災した地域はこれからますます酷い状況を目の当たりにすることになる。
感情的にならずに、冷静に、そして豊かに、力になりたい。

いわきの友よ無事ですか?
あなたのことだから、どこかでしのいで無事であると信じています。
これを見たらコメントでもメールでも電話でもとにかく連絡をください。
posted by akirika at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々

2011年03月09日

美しい渦 そして パンと読書

どきっとする渦に見つめられる。


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もっと近寄ってみる。


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ロマネスクという野菜。
ちいさきものたちのかたちたち。

近所の農家のおばちゃんの店で見つけたのだけど、もったいなくて食べられずにいる。


年末に作っておいた栗の渋皮煮のシロップがいつの間にか冷蔵庫で発酵していて、試しに水を加えて暖めてみたら素晴らしいパン種になって、おいしいパンが焼けた。

朝、そのパンを食べながら読む本、粘菌図鑑。

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もう一冊は、
人間が食物と対峙してうみおとした果実としてのパン。
その思索の道のようなテキスト。
酵母から考えるパンづくり /志賀勝栄著(シニフィアン・シニフィエ)

「小麦を住処とする菌を水と全粒粉だけで自然培養するルヴァン種こそ、もっとも根源的なパン酵母と言えるかもしれません。そのルヴァン種を使った代表的なパンが、パン オ ルヴァンです。」 (母から考えるパンづくりより抜粋)


ちいさきものがあちこちでいる。

posted by akirika at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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