2008年07月13日

自転車ひとり旅

ここ数日バイト先が祭(の様な忙しさ)だった。
そして祭は終わり、今日は久しぶりに明るいうちに帰路へ着く。
電車を降りて自転車に乗り、家路の反対方向へ....
久しぶりに田んぼ地帯を越えて多摩川へ向かう。


雲から夏の匂いがする。

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緋くそまる空にむかって自転車をこぎながら
折口信夫の「死者の書」
藤原南家郎女が感じた佛、ひたむきに蓮の糸で織る布のこと
そして折口をこの物語を綴ることへ導いた山越阿弥陀について思う。

昔、新宿のビルで働いていた。
忙しい職場に一日の終末を夕日が告げるとき、殺伐としたオフィスの空間を真赤に染める。その光景は今でも忘れられないほど美しかった。
私はもちろん仕事の手を休めてその空間に意識を漂わせたものだった。
そして同じように仕事の手を止めてうっとりしている同僚を見て、人とはそういうものを感じるようにできているのだろうと思った。

感じることでしか辿り着けない日々の果て、
それは誰の心の中にもあるのだろう。

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折口信夫 
http://uraaozora.jpn.org/orikuchi.html

「死者の書」
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0143.html



posted by akirika at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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