
連休の最後の日に、Eさんに連れられて引込線へ
伊藤誠さんの「船」に再会。
ここの船からの眺めはまた格別なはずだけど、腰への負担はちょっと怖いから装着はしないでおく。

こうきて....

こうなわけですよ。
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各作家の作品とそこに居るメンバーのなんとなく流れは汲み取られるなか、ちょっと異色な存在としてM氏のインスタレーション。
「アート難民」
コンセプトも、見せ方も、展覧会との絡ませ方も巧い。
でもなんだかのどのおくに引っかかる...
それは私のリアリティと作家のリアリティの差異といえばそうなんだろうけれど、イロニーで美術は発生からここまでやってきたのだろうか、、とぼんやりしてしまう。
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利部さんのインスタレーションには、女子の心の日々のときめきがちりばめられて、展覧会の最後に彼女が居てくれたことがうれしかった。

ぜんぜん分かんない写真だけど利部さんのインスタレーション
帰り際、S美のHさんご夫婦に遭遇。
多分2年ぶりくらい。
展覧会でこんなふうにばったり再会するたびになんとなく感じるのは、散らばった人たちを集めるハレの場所としての力。
それをもっと意識したやり方はたぶんあるし、本来美術はそういうところから発生したのだと云う個人的な確信。
「美術が必要なくなることなんて、これまで一度もなかったし、これからもそんなことは絶対にないよ。」
梅雨入りした頃、疑心暗鬼になっている私にとある方が晴れやかに投げかけてくれた言葉。
この夏の神山での私はそのままのことを体で感じていた。