2011年08月24日

ひなことルナ

青森の夏の終わりは早い。
お盆がすぎたら一雨ごとに寒くなってきて、夏休みも8月23日に終わる。
夏休み最後の日は大雨で、どこにも出かけられないひなことルナが王余魚沢小学校に遊びにきた。

私が、今日は忙しいというとおもむろにDSを出して目の前でゲームを始めるひなこ。
これは大人へのバリア。
いや、私が先にバリアだしたんだきっと。

いそがしかったって、同じ場所で共存する魔法はあるかもしれない。

布を縫う作業をやってもらう。
始めはぎこちない3人の関係は、やがて、手作業と会話によって場の共有を孕みながら、作業を伴う共同体になる。

始めて縫い物をしたというルナは、何度も縫う方向を間違えては繰りかえし、やがて手の抜き方も覚えつつ作業のスピードを速める。
ひなこはルナと私の動きに注視しながら、淡々と自分の作業をこなしていた。
作業から役割が生まれ、手に取る素材から、遊びを生み出す。
日が暮れてきて、二人も疲れてきたので片付けようかと促すと、また作業を始める。

労働について、作業をともにするコミュニティについて、考えていた。

終わらせたくない夏休み最後の日。



posted by akirika at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 王魚余沢
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