2010年05月17日

森の朝

ある晴れた日の森の朝にいろんなところから人が集ってくる。
思い思いの楽しみを抱えながら。


はてしなく澄み切った平坦で幸せな朝。

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この一人一人の思いの振動を世界中にぶるぶるとふるわせることができたなら。


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pass the baton

バトンはもう、渡されている。
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2009年10月04日

このなつのこと

まちづくりのひとつのテクネーとしてアートが迎え入れられるとき、まちが求めているのは「作品」なのか「作家」なのか。

。。。


日本のマニュファクチュアの基礎をつくったと言われる「古式捕鯨」の例をみてもわかるように、その体系は動きも思考も生理の違うさまざまな異質領域の間でつぎつぎに「接続」してゆくインターフェイスのつながりとしてできている。

舟を操る水夫の身体の動きは水中を猛スピードで泳いで行く鯨の動きに合わせてたくみに変化していく。
水中に飛び込んで鯨にしがみつく若者にいたっては、自分の存在のすべてを鯨の動きにゆだねてしまっている。
まず人間を鯨の間に柔軟に変化するインターフェイスを作り上げたうえでおもむろに鯨の動きを停止させていこうとする思考が優先されている。
そして髭の加工にいたるまでつぎつぎと性質の異なる行為を、互いの異質性を保ったままつないでいくインターフェイスの体系として、このマニュファクチュア体系はつくられている。

。。。

性質の違う物を、単一の原理に無理矢理従わせて均質にならしてしまうのが「一神教的テクノロジー」のやり方であるとするならば、異質なものの異質性を保ったまま、お互いの間に適切なインターフェイス=接続様式を見いだすというこの列島で発達したやり方は「多神教的テクノロジー」と呼ぶことができるかもしれない。

テクノロジーはけっしてひとつではないのである。人間が頭で考えだしたプログラムに従って自然の側を制圧し、変化させてしまおうとするテクノロジーばかりではなく、自然の側からの反応や手応えを受けつつ、人間の行為の側を変化させてゆくことによって、人間と自然の対称的な関係にもとづく、対話の様式としてつくり出されるテクノロジーというのもある。

中沢新一 精霊の王より
。。。。

たとえばそれが「捕鯨」ではなく「アートでまちづくり」として置き換えてみる。

昨年の秋、神山にのこしてきた作品が春一番で壊れた。
壊れた作品はそのままで夏をむかえた。

少しの休暇を得た私は山へ向かい、土地と人々にぽつりとひとつの行動を起こした。
だれにどうねがいでたわけでもなく、ひとつの行動は、水の波紋のようにゆったりとしずかに当たり前に広がっていった。

ひとつの作品をめぐって。
それらはかけがえのない現象を起こし、関わったそれぞれの人たちの記憶に埋まってゆく。
これから先、このなつのことを忘れていったとしても。

I don't mind if you forget me.


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「できるだけ多くの人がこの作品に関われることを」

私がこの作品に挑むとききめたことはそのこだった。
そのことに対して意義を申し立てる知人も居る。
それもひとつの関わり方だと私は思っている。
その問いは私への問いであって、おそらく自身への問いなのだと。


。。。

もういちど
まちが求めているのは「作品」なのか「作家」なのか。


私は最終的に「作品」だと思っている。



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ならば作家はどこへ行こう。
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2009年02月11日

幸福神社

エキサイトのニュース欄に懐聞き覚えのある神社の名前。。
「幸福神社」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1233730686933.html

徳島市内から車を走らせていて神山が近づいてくると、所々に「幸福神社」の看板が立てかけてあって、無性に気になる存在。
私が制作していた寄井座のわりと近くにあるので、道を尋ねられることもしばしばで、何度か食事もしたことがあって、とっても美味しい隠れ家な感じの場所。(隣に民家を改造した料理屋さんがあるのです、但し多分要予約)

でも、神社の実態は実は全然不明だったので、この記事を見てようやく全貌が明らかに。
「殴って蹴って物をぶつけて、気持ちを明るくする神社」
へぇー

今ちょっと暴力が発生する構造について考えたりしているから、少しそのコピーが気になった。
殴って蹴って物をぶつけて、気持ちを明るく、、、かぁ。

バッティングセンター行くようなイメージ?

多分何かが自分の及ぼす力によってダメージを受けて、それを俯瞰し、そのことによって気持ちが明るくなるイメージは自分には持てないのだけれど....
でもそれも物の見方の角度の違いかもしれないなんて、「思考」のほうではまたいろんな角度から眺めすぎて訳が分からなくなっているわけで....

「感覚」としての瞬発力のほうでどんなふうに反応するのか確かめるべくこんど行ってみようかな....


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2008年11月13日

神山ー沖縄

ずいぶんと、さぼってしまった。
展覧会前は怒濤の日々で、始まっても怒濤、
そして終わってさらに怒濤の日々を過ごしています。

2ヶ月間、ある意味いろんな運命で引き寄せられた気がする
神山町での生活が11月11日に終わりました。
幸せな時間に包まれて制作し完成した作品。
展覧会が始まると、いつも自分と展示との距離を感じてしまうのが、今回はその距離が近かったように思います。
それもたぶんあの土地の魔法なのだとおもっています。



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寄井座にて展示した「記憶の森」



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高根谷川沿いの休田に展示の「杣径」



私は展覧会が始まっても、地域ICTフェスタのイベントでのワークショップをしたり、すっかりお世話になってしまった方の田んぼの稲刈りまでさせて頂き余すところなく神山を満喫してしまいました。



そして、11日の夕方に激しい雨と生温い風が吹く沖縄へ降り立ちました。

明後日15日から始まるwanakio2008に参加します。
今回は若狭小学校でのワークショップ&展示と、古本の店言事堂でインスタレーションの展示をします。

今日は早速小学校でワークショップ。
一日中70人相手に教えるのは、さすがに疲れましたが、とてもフレキシブルに対応してくださる先生方と、ノリの良い生徒たち、ヘルプでやってきてくれた琉大のみなさんのおかげで楽しいワークショップができました。


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そして今日は小学校からの満月がとても綺麗。


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神山の月も綺麗なんだろうなー...
そういうところでセンチメンタルになるのは私の癖なのでしょうがないのです。


そして神山で、激しく制作し、文字通りかけずり回った私は、
なんだかここでは落ち着いています。
ひとつひとつの作業を大事に、自分の気持ちを確かめながら作業する。
そんな当たり前の事を、また改めて考えさせられた神山での生活。
いろんなところで蓄積した事や物を、次の場所へ運んでゆきながら結実させてゆく、、蜜蜂のようなイメージを描きながら、やっていけたら、素敵な事です。



沖縄での宿はwanakioディレクター&言事堂店長夫妻の宮城家です。
朝、ゆうきちゃんがつけてくれたオムレツのケチャップが4人分だったのにぎゅっとなりました。


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2008年10月27日

我が巣から遠く離れて

気が付いたら蝉はもうないていない。
大きなゴキブリももう登場しない。
田んぼは刈り取られ脱穀を済ませた稲藁が吊るされている。

そして私はもうすぐ此処での生活を終える。
次の予定への具体的な行動を少しずつ始めている。
少し後ろ髪を引かれながら。

私はどこから来て、そしてどこへ行くのか?

なんどもなんども繰り返し降りてくる問い。
あの街の暮らしは快適で、忙しく、その問いと向き合う充分な時間を許してはくれない。
私は、それに抗いながら向き合ってた。たぶん必死に。
そうしながらも、あの街で生きて行くために蓋をしていたことがあったのだ。

そんなこと充分知っているつもりだったのにね。

開いてしまった蓋を私はもう閉めるつもりはない。


そうして私たちはいつまでも解けない問いを生きるのだろう。


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2008年10月12日

秋の花火

買い出しのために山を下りホームセンターへいく。
用事を済ませて、初めて徳島ラーメンを食べる。
ラーメン屋さんを出たら目の前に花火。
なんだか出来過ぎなぐらいに目の前で....
どうやらこの街は海の近くらしく、海岸までいって花火を眺める。

秋の花火、のんびりと、しずかーにあがっていく。
ときどき、ちょっとがんばってみたり、また静かにあがってみたり。

20代の頃、作品を作る事は自分にとって
花火か?爆弾か?
みたいな問いを友人と話していて、若かった私は迷わず「爆弾」と答えていた。

今のわたしにとっては、花火だなーと、そんなことを思い出しながら秋の花火を見る。

自分の核心部分は変わらないし、変われない。
あの頃も今も、私はきりきり舞いで、相変わらず解けない問いはあたまの上の私の見えない場所にのかっているままだ。

えっと、私は幾つになったんだっけか?

ま、そういう生き方もわるくないと思っているのだけれど。



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2008年10月08日

ふたたび山を越えて

制作三昧の日々だけれども、情報からは隔離されている。
それは、祝福された時間なのか、それとも外部との接触を遮断しているのか...
時々この街から抜け出したくなる。
いつもはその衝動を抑えるのだけれど、
今日は帰るべき方向にどうしても体が向かなくて山を越える。

美術手帖を探して3軒目の本屋で見つける。
横トリはどうなっているのか、紙媒体の情報で知りたかったが、今の号は横トリネタは見当たらない。
見逃した「引込線」の情報も見当たらない。
本を元の位置に置こうとして最後の方の頁を流していると、
アーカスの遠藤水城氏のレビュー。
最初の一行目から刺される。
アタマを後ろから殴られたような感覚...目が覚める。

軸をぴったりと合わせて、重力を感じないことに細心の注意を払う心地よさを泳ぐこと。(それは昔、パフォーミングアーティストが踊る背中で感じた心地良さのような....)
そんな事を考えながら、山を戻る。

私の行く先をきれいな月が照らしていた。







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2008年10月07日

軽トラーズで稲藁と竹刈り

日曜日、作品の材料である稲藁を搬入すると予定していた日は文字通りバケツをひっくり返したような雨。。。。作品関連になるとかなりの確立で雨女だということを、ここらへんで認めておきます。


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2008年09月30日

思索の温度

今日も神山は雨。
寄井座から見える山はすっぽりと濃ゆい霧をまとって、雨と呼吸をしている。
雨が上がったら、鮎喰川には美しい水が流れる。

友人のパフォーミングアーティストの谷川まりさんが、嬉しそうに「谷川のことを英語では"mountain stream"っていうんだよー」といっていたのを、神山に来て思い出した。
ほんとうにそうなのだ、谷川は山の流れに沿って水を貯えながら、海へと流れてゆくのだ。

少し前に、神山を流れる鮎喰川と吉野川が合流する河口に連れて行ってもらった。
カヌーからの水面ぎりぎりの視点は、水の表情を感じずには居られなくて、私はいろんな想像のなかを泳いだ。

山が育んだ水はここで満ちたり引いたりする潮にもまれて山の水から海の水になっていくのだろう。
山は海を育てる。私たちはそれらに守られているのだ。

あめの日、寄井座は雨音に満ちあふれる。
その空間に誘発されて、思索の温度は飽和点に達する。
祝福された堂々めぐりの日。




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あめの日の折り紙

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あめの日は畑仕事が出来ないから、、といって遊びにきてくれた。
彼女は毎日5分だけちいさなちいさな折り紙を折りためている。
折るのは鶴と亀。

「どうして?」と聞くと
「私の時間が少しだけでも欲しかったから....」と


その言葉が突き刺さって今も抜けないでいる。
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2008年09月25日

寄井座折り紙プロジェクト

寄井座で制作していると、時々近所の方がのぞきにきます。

先日は、近所で育った男性の方が、たまたま近くに来たら寄井座の扉が開いていたのでのぞいてみましたというお方の訪問。

懐かしそうに、建物のなかを詳しく眺めながらトタンの穴から入ってくる昼の光を見て「子供の時、昼間なのに寄井座では星が見えると思っていたんですよ」と笑って話してくださいました。

その話を聞きながら、ここはみんなの記憶の場所なのだという事をしみじみ感じ、それを引き継いで行けるプロジェクトをやれたなら、と沸々思いが高まってしまいました。

出会いと閃きはいつも思いがけない角度からささってくるものです。

そうして寄井座折り紙プロジェクトを本日よりゆるく始動。

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2008年09月22日

魔法

エマはALTで神山町の小学校に行っています。
「今日は本当は運動会だったけれど、雨で延期になったからゆっくりしているの」
と、朝パジャマ姿で練習中のバラの折り紙を見せてくれた。

さっきドアポストに物音がしたなーと思ってみてみたら
出来上がったバラがいっこぽとりと入ってる。


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エマはかわいい魔法をもっている。

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2008年09月21日

寄井座洗礼をうけた

アトリエを寄井座に移した。
私はこのハレの空間と対話しながら制作できるのだ。
インスタレーションする空間で思索にふけることができる幸せ。


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2008年09月20日

山を越えて

自分で自分の行おうとしていることの進行状態がわからないので少し不快。
でもこれは私の性分の問題なので、自分との戦いなのだ。

戦いは逃避となり、一人車旅にでかける。
隣町へ山を越えて行く。
石井という田舎とも都会とも云えない町。

でっかいショッピングモールの中にあるホームセンターで、必要な工具等を物色する。
隣のショッピングセンターに入って豆腐を買おうとして選びきれない種類があることにびっくりする。

そしてそのびっくりしている自分にまたびっくりする。

選択肢が多いことは決して自由なのではなく、選択しなければいけないことに縛られているのだ、、とショッピングセンターで考え込む。
そういえばIKEAに行ったときも、おなじ感覚に囚われて、何も買えなかった。

そして、山道の運転は助手席ではなく運転席の方が楽しいことを知る。


明日アトリエを寄井座へ移す。
この場所を選んだことに自分で驚いているけれど、
一番自分らしくやれる場所だと思う。


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台風は結局たいしたこと無くて、台風未経験のカリンとパットはものすごくしょんぼりしていた。まるで私の子供の頃のように。。。
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2008年09月17日

イタダキモノデゴチソウ

神山町に来て2日目くらいに、サツマイモと栗をごっそり頂きました。
私、栗にはめがありません。

その翌々日ぐらいにローズマリーをいっぱい頂きひらめいたのが
栗とサツマイモとポークの蒸し焼きローズマリー入り

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もっと美しい呼び方があるに違いない。。。


上手くいったので調子に乗ってKAIRのメンバーのチャンさんの家のキッチンをおかりして振る舞ってみたりしました。
この日は丁度チャンさんの親友のつよしさんが、試行錯誤を重ねて3年かけてやっと出来た小麦を石臼で挽きそれをありがたく頂くという日でした。
私も石臼で小麦を挽かせていただきました。(というか強制労働)
あのゴリゴリ感が癖になります。
夢中になりすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました。

つよしさんは自給自足の生活を求めて神山に辿り着いた方。
その紆余曲折のお話を聞きながら、そういえば私はアートと生活の幸せな関係を求めて神山に辿り着いているなぁ、と、また人と人との合流点のことをぼんやり考えたりしたのでした。


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これがつよし粉、南部小麦粉です



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ありがたい小麦粉をすいとんにしたりチャパティにしたり.....



ハーブとすだちもてんこもりで頂きます。
なのでラープ神山バージョンをつくってみました。
神山の美味しい水で作った千田の豆腐と一緒に混ぜて食べると更に旨し。


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レモンバジルとすだちの相性は絶妙です。


あとは神山町にきてすぐに頂いた発酵茶は酸味が強くてすっきりとしておいしいです。
友人のアフリカ土産で頂いた中国緑茶(なんだかややこしい)とブレンドするとさらに美味しいです。

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二つツムジ力全開ですね。

※ツムジ2つのひとは食べ物に困らないとか貰い物をよくするとか云うのだそうです。
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2008年09月13日

山に入る

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神山に来る前に山の見立ての本を読んだ。

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2008年09月11日

神山堂々めぐり

今日はぶらぶらデーと決めて、朝から散策。
まずは滞在場所の近くにある大楠のある神社へ。ご近所に住まうのでご挨拶。

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2008年09月09日

山の彼方

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山の根にてお不動さんに遭遇。


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野菜や栗を町のみなさんから大量に頂く。
滞在二日目にしてこんなに沢山!

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2008年09月07日

イン神山

昨日、沖縄より神戸空港へ。
淡路島を縦断し鳴門のうずを越え、徳島、神山町へ辿り着きました。

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段々畑がきれいです。



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鳴門のうずは今日はこじんまりとしていました。



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